今日の昼食は駅前の「てにや」に入り天丼セットを注文しました。
やっと食事が届き味噌汁をすすっていたところで、高齢の男性の方がひとりで入店されて私の右側、ふたつ先の席に座られました。
すぐに店員の方が注文を聞きにやってきました。
「牛丼」下さい。
「は・・」店員の女性の方が聞き直すと、
「牛丼」ください・・・
「あのーうちは牛丼はないんです。天丼やなんです」
私も食事の手が止まり二度見してしまう・・・多分、牛丼屋と間違えて入ってしまったのでしょう・・
お歳の方は80歳は超えていると思われる男性の方です・・・
店員「あのーすみません、うちは天丼と天ぷらしか置いていないんです・・・」
「今日は牛丼ないの・・・」
この状況をどうやって収めるか、気になってしまい食事が進まない・・・・
店員「牛丼は扱ってないんです。天丼しかないんですよ」
ごもっともなんですが、それじゃあ納得できないだろうなぁーと思っていると・・
「じゃあ、天丼下さいー」
「あ、おれた・・」
あつけない結末・・・老人の方が妥協した。でも多分納得していないのは一目瞭然。
この方は北口にある牛丼チェーンと勘違いして入って来たのであろう事は想像できる。
これからは私達も含めた高齢化の社会がどんどん進んでゆく中で、こんな出来事が頻繁に起こって来ることでしょう。
「てんや」の女性店員の方も丁寧に説明して下さっていました。間違えた事を諭したり注意したりするのではなく、根気よく説明すれば、牛丼も天丼に変わるような気がしました。
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