それは12月25日の夜、卒研ゼミの打ち上げは新宿の居酒屋で開催されていました。お店は当時大手の居酒屋チェーン店でかなり大きなお店です。クリスマスの夜とあって店内は若者で大盛況・・・
我々は7~8名のメンバーです。このメンバーで話す宴席での話題は卒研の話や大学生活の話等々・・・外から見れば、いたってまじめな大学生のグループに映っている事でしょう・・
僕にとってはやはり異次元な話題ばかりで会話に入れず退屈な時間を過ごしていました。
すると隣の席の4~5人の女性のグループ・・・芝居の話をしているではありませんか・・
退屈していた僕が飛びつかない訳がありません。
『お芝居をしている方ですか』と声を掛ける。
聞けば専門学校で演劇サークルとのことです。
なんと奇跡の出会いでしょうか。それまで大人しくしていた僕は俄然饒舌になり一人盛り上がって行きました。帰りには次回の公演の案内チラシもしっかり渡しました。
そんなこんなで卒研グループの打ち上げも終わり、年も変わった2月頃、最後の演劇の公演をむかえると、そこにあの時の女性の一人が観劇に現れ再会をするのでした。
それから5年間の交際を経て結婚をすることになりました・・・昭和の時代の最後の奇跡です。
そして時代は昭和から平成に変わり3人の男の子の父親になりました。
今振り返れば幾度かのターニングポイントとをみな他力本願で流されながら今に至つた様な気がします。
皆さんは如何ですか、振り返ればそれぞれの人生の岐路は本当に不思議なものだと思いませんか・・・
今回のお話し、今までになく沢山の方が読んで頂いた事に驚きと感謝の気持ちです。有難うございました。
これに味をしめて、平成~令和編でも書こうかと思ったりします?
有難うございました・・・・
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