4枚の宣材(ブロマイド)写真と原稿用紙を渡された私は、外に出て台本を書く事にしました。
提出までの制限時間は2時間・・・・
他の受験生(応募者)とかぶると嫌なので、駅から少し離れたところの喫茶店を選び腰を落ち着ける事にしました。
席に着き改めて写真をみると、20代の男性と女性そして小学校低学年の男の子と女の子・・・
さて、この4人の設定をどうするか・・・・・
親子関係と言うのが、一番ありがちな設定で話を作りやすいと思う。しかし他の受験者も多分同じような話を作るであろう事は想像出来る・・・ストリーで勝負するか・・・・
考える事20分・・・・幾つかの話を考えるが、ペンはいまだ動いていない。
時間が無くなる・・・・
よし、「学校帰りの女の子を、言葉巧みに誘い誘拐しようとしている男性・・・そしてそこに男の子の同級生の女の子とそのお母さんが出くわす・・・・」
よし、そこから始まるドラマにしよう。
設定が決まると、スラスラとペンが進む・・・
気が付けば約束の時間場であと15分程度。外に出ると戻るまでのタイムロスがあると、今更思う。
急いで提出に向かう。
続く・・・・
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