僕の父親は大変な愛煙家でした。 朝起きると寝床で一本煙草を点けます・・・・当時は何処でも煙草を吸えた時代でした・・・ 歩き煙草はもちろんの事、朝のラッシュの駅のホームでも皆、煙草を吸っていました。飲食店はもちろんの事, テーブルには必ず灰皿が備えつけられていました。また映画館でも座席で煙草を吸いながら映画を見る事が出来ました。 今ではとても考えられない時代でした。 話は戻りますが、父が朝起きて寝床で煙草に火をつけると、カーテンの隙間から射す朝の陽が煙草の煙で浮かび上がります。 子供の頃はそれを見るのが大好きで、幾つもの光の帯に手を伸ばして遊んでいました。 子供の私にとっては煙草の煙は魔法の煙でした。 幻想的な光景に見えていたのでしょう・・・ 父親は既に他界していますが、今でも私は煙草の煙の中に父親の姿を思いだします。 煙草の煙は魔法の煙・・・
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diary世にも奇妙な・・・・・最終回
暗い山道でバイクのへットライトの明かりの中に浮かび上がった男性はどんどんその距離を縮めてきます。すれ違いざまに一瞬、目が合った様な気がするが、スロットルを全開にして遠ざかる。バックミラ―の中を覗いてみるが真暗な闇の中にその姿を確認する事はできません。 それから走る事・・・数分、目の前に外灯の明かりが見えてきました。その遠く先には町明かりも見えて来た・・・ やっとの事でこの迷路のような山道から抜け出たようだ。 あの老人の様な男性が迷路の出口に導いてくれたのか?あるいは、世に言う「幽霊」なのか?それは今になっても分かりません。 いまだに暗い夜道を車で走っていると、あの時の事を思い出します・・・ 今から20年以上前に私が経験した、世にも不思議な出来事です。
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diary世にも奇妙な・・・・第二夜
いつたいどれくらいの時間を走り続けているのだろうか。バイクのエンジン音に混ざり風の音が「ヒューヒュー」とヘルメット越しに聞こえてくる。目の前の道は外灯ひとつない真暗な山道。もしバイクのヘットライトが消える事でも起きれば、右も左も見えない闇の中に取り残されてしまう?燃料は大丈夫だろうか?・・・不安と言うよりも恐怖心が沸いてくる。 スピードを落として足るバイクのへットライトの先に黒い人影の様なものが浮かび上がる・・・・ こんな暗い道を、明かりを持たずして人が歩いている筈などない。 「幽霊なのか・・・・?」そんな事が頭をよぎるが、バイクはその距離をどんどん狭めていく。 はっきりと見えてきたのは、男性である。髪の毛が腰まであり、両方の手に荷物を持っている。東京でいえば「浮浪者かホームレス」である。足もあり、しっかり歩いて近ずいて来る・・・・もう目と鼻の先の距離だ 続く・・・・・
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diary世にも奇妙な・・・・ 第一夜
それは十数年前のお話しです。 季節は夏、小学校に入る前の長男を連れて女房の実家に家族で帰省した時の事です。女房と長男は既に帰省しており、私は仕事の都合で数日遅れで東京を達つ事になっていました。 当時の私はバイクが好きで、何処に行くのもツリーングを兼ねたバイク移動をよくしていました。その時も250ccのバイクで14~15時間かけて向かう予定を立てました。 女房の実家は岩手県の山間部に位置する小さな町で、青森県と秋田県をまたぐ十和田湖に近いところにあります。 本来は、夕方には岩手に到着する予定でしたが、お盆休みの東北自動車道は想像以上の大渋滞・・・・予定時間を随分とオーバーしての走行でした。 やっとの事で高速を降り一般道に入り間もなく十和田湖に入ると、どうやら道を間違えている事に気付きます・・・・当時はカーナビなどありません、道路地図を頼りに走って来たのですが、国道を外れどこかの県道に迷い込んだようです。 外灯もなく真暗い山道です。アップルの地図によるとこのまま2~3キロ進めば国道に出る事になっているので、それを信じてまたバイクにまたがり車を進める・・・・ 夏だというのに夜気は冷たく不安がつのるが、ただただ走る事一時間。おかしい何か変だ・・・この道はさっき来た道の様な気がする。ただし今更戻る選択肢はない。 こんな暗い山の中、民家の明かりもなく、ましてや人が歩いている筈もない。何かが突然目の前に現れたらどうしようか この暗闇の中でバイクを止めて地図を再確認する勇気がない。とにかく止まらず走り続けていたいという気持ちだけが頭の中を占めている・・・ ・・・・続く・・・・・・
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diaryシニアの境界線
最近は歳の話が多くなってきました。少年野球で指導して来た子供達と卒団して久しぶりに町で会うととても懐かしく、また月日の流れの早さと歳をとった自分を思い知らされます・・・ これまでヤンチャな親父で好き勝手にやって来た自分も、そろそろ体の事を考えなくてはいけない歳です・・・ 幾つなるとシニア世代かとついつい考えてしまいます。年寄になると現れる出来事を考えました・・・人の名前が出てこない、髪の毛が薄くなる(あるいは白髪が増える)、老眼が出て来る、高血圧(医者に薬をすすめられる)、耳が遠くなる、昔の話が多くなる、エレベーターがあれば階段を使わず必ずエレベーターに乗る、人混みが歩きにくくなる、冬よりも夏がつらい、・・・みなさんは幾つありますか? 私はほとんどです。やはり老人ですねー 今日より若い日は二度とありません。さあ今日も元気で頑張りましょう。
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baseball健闘するも残念ながら敗退
週末に行われた防犯大会の一回戦、残念ながら4-9で初戦敗退の結果に終わりました。 先制点を奪われるも、すぐさま逆転をして4-2とリードをしましたが、その後に同点に追いつかれその後は逆転も許し終わってみれば4-9の敗戦。途中では打線も繋がり相手の先発ピッチャーを交代に追い込み、もしや「いけるかも・・・・」の空気も漂い応援席も盛り上がりを見せましたが、残念ながら力及ばすでした。 ヒットの数も相手チームの方が圧倒的に勝り力の差を見せつけられる中、少ないチャンスの中で得点を上げて健闘したものだと思います。 2年ぶりに出場件を得た大会でしたが、一日で終わってしまいました。しかし夏はこれからです、市民大会~秋季大会と続きます。この経験を何とか次に繋げたいものです・・・
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baseballいざ決戦の場へ
いよいよ今日は、我がアトムズAチームは防犯大会1回戦に出陣です。 小金井の代表として2年ぶりの出場です。1回戦の相手は国分寺市の優勝チームだそうで、かなりの強敵らしいです。6年生にとっては最後の防犯大会・・・悔いのないように頑張って欲しいものです。どんなに強敵でも少年野球は何が起こるかわかりません。最後まで諦める事なく戦えば必ずチャンスはあります。 只今8時5分、私もそろそろ準備をして出かけます。天気も何とか持ちそうです。さあ、楽しんで来ましょう。
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diary間もなく梅雨明け
関東地方の梅雨は来週にも明けると言われています。今年の東京は雨の少ない梅雨だった様に思えませんか?。 今夜は小雨が降る中、遠くで花火が上がる音が聞こえます・・・・外はいよいよ夏本番の気配。 花火の音を聞くと、遠い遠い昔の記憶がどこからか蘇ってきます。 今思えば恥ずかしくなるような甘酸っぱい学生時代の思い出ばかり・・・・若かったなぁ~と、またまたため息ひとつ・・・間もなく時刻は21時・・外から聞こえる花火の音は一層賑やかになり、そろそろフィナーレを迎えている事が分かります。部屋の中にいても盛大に上がっている歓声と拍手が聞こえてくる気がします。最後と思われる大きな音はスターマインが小雨降る夜空に打ち上がった事をしらせ、名残を惜しむ拍手と歓声が上がっている事でしょう。 やがて静けさが戻り、雨の音が聞こえてきました。さあ、梅雨明けはすぐそこです。
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baseball真夏の夜のドリームマッチ
今年もアトムズナイターの時期がやってきました。コロナ禍の自粛期間を経て昨年より再開したOBナイター、昨年まではマスクをつけての開催でしたが、今年は4年ぶりのマスク無しOKでの開催。アトムズOB、OGが一堂に会しての紅白戦をナイタ―でやります。 今年はどんな顔ぶれが集まるか楽しみです・・・OB,OGだけではなく懐かしいご父母の方も毎年沢山集って頂き嬉しい限りです。 小学生の頃に指導して来た子供達が、中学、高校、大学生、社会人となり、身長も我々より大きくなり顔つきも変わり名前さえ出てこない事がしばしばあります『君は誰だっけ』そんな会話が毎年グラウンドのあちこちで交わされています。 そんな子供達の成長を目の当たりにして、確実に時間だけが経過し、私たちはまたひとつ歳をとっている事を思い知らされます。 あ~ぁ、とため息をつきながら、また一年・・・『子供達はどんな大人になっていくのか』『自分はどんな歳の取り方をしていくのだろうかと』遠いところを眺める気持ちで今年もグラウンドに向かう事でしょう・・・ 7月16日 19時~21時 いつもの二枚橋グラウンドでお会いしましょう。
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diaryあのお店はいずこに・・・・
今年に入り、地元の駅前に新しいラーメン屋さんがオープンしました。 私の知る限りではこれで3度、ラーメン屋さんが変わっています・・・どうした事でしょう・・・私の会社も地元の商店会の会員になっているのですが、ここ東小金井の商店街はなかなかお店が定着しにくいと聞きます・・そう言えば確かにお店の入れ替わりが多いです。飲食店から居酒屋など随分と新規開店~閉店を繰り返しています。 最近ではここ東小金井の地価が上がって来たようです。当然家賃も上がりお店の経営にも随分と影響している事でしょう。新規開店時は何度か通っていた記憶もありましたが、ここ一年は行く事もなくなっていたなぁ~と思っていると消えてしまっている事が多々あります。 家賃が高ければ、商品の値上げをしたり、材料の質を変えたり、従業員を減らしたり工夫をする事と思います。しかしお客側にしてみればマイナスのサービスになってしまいます。 本当に経営というのはむずかしいですねー 夢を持ってご自分の店を持ったあのマスターや、人懐っこいオーナーは今どこにいるのでしょうか・・・また新たな人生をスタートさせている事を願うばかりです。
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名前✏️みつやいさお
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年齢👨昭和の時代の東京生まれ
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職業・経歴📃子供の頃は野球小僧、
将来の夢はプロ野球選手。
大学生時代に演劇に携わり、卒業後は某劇団の演出部に就職。
現在は装飾、
ディスプレイの美術デザイン、
演出、施工などの仕事に携わる。 -
趣味🚗野球、読書、ドライブ、ギター、
キャンプ・・・とにかく多趣味。
趣味と仕事は同次元。 -
好きなもの🍜ラーメン、焼肉、甘い物
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映画🎞️ゴッドファザー、スケアクロウ、
プラトーン -
演劇🎭上海バンスキング、昭和の時代の状況劇場。
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好きな作家📗熊谷達也、原田マハ、宮沢賢治
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好きな風景🌊ノスタルジックな採光のある場所海の見える景色。
グラウンドから見上げた照明塔 -
座右の銘👍美は乱調にあり