【ヤバイ】お話し

【ヤバイ】お話し

それは、だいぶ昔の話になりますが、私が友人と花火大会に行った時の事です。

会場近くの駅に着いた時には、既に花火大会の始まりの時間が少し過ぎていました。

会場に向かう道すがら、正面に上がる花火の大輪を見上げながら、会場に向かう人の流れの中を歩いていると、私の後ろを歩く浴衣姿の女の子達の一人が悲鳴に近い大声を上げます。

『ヤバイ』

私はその声に思わず首をすくめてしまいました。

続けて、女の子達は『ヤバイ』『ヤバイ』の連呼・・・

一瞬、危険を感じて周りを見渡すが、変わった様子は特になし・・・

正面では花火の打ち上げの大きな音と共にその大輪が開く。

またもや『ヤバイ』『ヤバイ』の大歓声・・・

どうやら『凄いきれい・・・』を『ヤバイ』と言っているのだと気が付く。

何とも若い子達の言葉遣いは意味不明だと感じたものでした・・・

最近では私自身も『ヤバイ』・・・などと日常の会話で使つている事も多々あります。

不思議なものですね~

今の子たちは『ヤバイ』ではなく『ヤバ』、美味し不味いを『ウマイ』ではなく『ウマ』『マズ』などと言い。「イ』が省略されています。

そんな子たちに出会うと、遠い昔に出かけたあの夏の「花火大会」の事を今でも思い出します

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