私は東京生まれの東京育ち。兄弟もいないので、田舎と言うものがありませんでした。
ところが、結婚を機に、女房の義父義母の居る岩手の田舎と言うものが手に入る事になりました。
毎年お盆の夏休には三人の息子達を連れて岩手県にある女房の実家に出掛けて、東北の海や山へと、
絵に描いたような夏休みを過ごすことが出来ました。
女房の兄弟は4人いてその子供の数は全員で13人にもなります。
大人の数をいれると20人を超え、食事の時間や寝る時などは場所がないほど、それはそれは賑やかな田舎の夏休でした。
今振り返っても、子供達だけではなく大人の私でさえ心躍る時間でした・・・
やがて義父も義母もこの世を去る時が来て、あの田舎が無くなり、今はまた東京のお盆休みを過ごしています。
あの夏の時間は、子供達だけではなく私にとっても忘れ難い夏の記憶として、どんな家族旅行よりも
輝いていいます・・・
秋風が吹くころに、いつも思い出すあの記憶です。
ああ、あの夏の日は何処へ

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