今は7月5日の午前10時です。大災難の日は、今もって何事もなく時間が経過しています。 社会現象にもなったこの騒動、やはり何事もなかった事で日付が変わって行くのでしょうか。 私のまわりでも、エンタメ的なお祭り騒ぎの様相の中、結局は何もないじゃん・・・でこの騒ぎも終息していく気配です。 今後、あのSNS上の騒ぎ立てた人々はどのようなコメントを出し、次へと切り替えて行くのか興味のあるとこです。 しかしながら日本国内では怪しい群発地震が続き、火山の噴火なども伝えられ不安な日常を送られている方々がいらっしゃいます。 都市伝説的なお話が、私たちの日常の居酒屋の片隅などで語られ、酒のつまみになり酒量が増え、大いに盛り上がっているうちはいいのですが・・・ テレビでは防災準備の注意喚起が語られる中、いつ起こるかわからない大地震や自然災害の恐怖が拭われた訳ではないのが現実です。 地震大国の日本に住む私達は、そんな不安を強いられる運命である事を改めて感じさせられる7月5日でした。

-
diary結婚式のスピーチ
私の結婚式での新郎側友人のスピーチは、高校時代からの友人でジャイアンツフアンのO君に頼むことにしました。 司会者の女性に(彼女も大学時代の友人です)紹介されたO君はマイクの前に進みました。見るからに緊張しているのが分かります。 マイクの前に立ったO君は一度マイクに手をそえて、マイクの位置を確認すると、ゆっくりと話し出します。 『新郎とは高校時代の友人であり予備校も同じで、当時JRの水道橋にあった学校(予備校)に通っていました。 水道橋と言えば後楽園球場があり、読売巨人軍のホーム球場が目と鼻の先・・・ 根からの巨人ファンである私と新郎にとっては最高の環境です・・・・こんな環境にあっては受験勉強などに集中できるはずもありません。』 おいおい大丈夫か・・・何を話すのか心配になる私をよそに淡々と話を続けるO君・・ 『そんな中で、大事件が起こりました。 我が読売巨人軍の長嶋茂雄が引退表明をしたのです。』 おいおい君はいつからジャイアンツの監督になったんだ、とツッコミを入れたくなる声を抑えます。 『季節は秋、受験勉強も佳境です・・・ しかし私達にとっては天地が逆さまになるような大事件です。受験勉強など手に付くはずもありません』 それは君だけでしょ・・・と心の中でツッコミを入れる。 『その日の夕方、僕と新郎のMとその仲間4人は予備校の自習室にいました。 かれこれ相談をする事一時間。まずは長嶋の引退試合に全員で行く事、次にレフトスタンドの最前列に席をとる事。そのために前日から場所取りをする事。(当時は外野席のレフトスタンドは当日券になっていました) 長嶋は必ず試合後にファンに挨拶をしにレフトスタンドの前まで足を運んで来る、そこで声を掛けて長嶋を振り向かす事。 そのために明日、この自習室で横断幕を作る・・・・以上、長嶋茂雄の引退試合に向けた我々のミッションである。 これは新郎のMITSUYAの発案です』 会場にはクスクスと控えめな笑い声が聞こえている・・・ヤバイヤバイ、新婦のご両親もいるんだぞー 恥ずかしいー。 最初の緊張は何処へやら、多少、会場がウケている事に自信を持ったのか、喋りが流暢になって来ています。 これ、まずいだろー、どう言うオチがあるのか不安になる私を尻目に話は続きます。 次回に続く・・・・・・・・・・
-
other次回予告
前回投稿した『昭和の奇跡~』では本当に沢山の方の訪問をいただきありがとうございました。 このブログページを始めて約3年になりますが、過去最高のページ閲覧になりました。 「奇跡の話」の最終回では、今の女房と出会い結婚した事で話は終わっていますが、次回は番外編で、その結婚式で、友人代表スピーチをしてくれた悪友のしょうもない奇跡のスピーチを披露しようと思っています。 しょうもない・・・と言っても、私の中では感動的な話で、今でも忘れられない一場面です。 話はまったく変わりますが、先日、関東地方も梅雨が明けました。いよいよ夏本番ですね、今日も外は30℃を越える気温です。部屋の中ではクーラーをガンガンにかけて扇風機もまわしています。外に出るのはほんとに勇気がいります。 ちなみに扇風機のスイッチのONーOFFは、我が家では皆足でします。皆さんは如何ですか・・・ 作今の扇風機のスイッチ部分が心なしか大きい気がするのは私だけでしょうか?
-
diaryいよいよ夏本番
7月の3連休も終わり、東京のお盆も終わりました。今日はご先祖様の盆の送り火です。 朝から雨が降り続いていましたが、我が家も盆の送り火を焚きました。 小雨が降る中、空へのぼって行く煙を見上げ、あぁ夏が始まる・・・そんなことを思いながら顔に当たる小雨を手で拭いていました。 来週には関東地方も梅雨明けらしいですね・・・
-
diary海の日
7月15日は海の日です。 1996年に施行された国民の祝日で毎年7月の第3土曜日とされています。わりとマイナーな祝日であまり知られていませんが、海洋に囲まれた日本で海の資源や恩恵に感謝しようという願いを込められて制定されたそうです。 私達はそのイベントの準備で明日からお台場に行きます。 昔は晴海埠頭でおこなわれていましたが、東京オリンピックの開催時、晴海に選手村が建設されて、晴海埠頭が無くなりました。以降、台場の青海埠頭に新しく東京国際クルーズターミナルと言うものが建設されて、開場が移行されて今に至っています。 さてさてコロナ明けの今年はどんなイベントになる事でしょうか。
-
diary梅雨の晴れ間
朝のテレビの天気予報では、西日本と日本海側は大雨注意報のニュースが流れています。 一方、東京では連日猛暑日が続き熱中症の注意喚起を呼びかけるニュースです。 関東地方の梅雨入り後はまるで夏の到来です。このまま夏になってしまうのではないかと思うくらいです。 普段の年ならば、この時期はコインランドリーに駆け込むのが常ですが、今年は外干しが出来るもので洗濯物が溜まりません・・・・ 少しづつ日本の四季が変わりつつあるのを感じながら、私達は今年の秋冬の装飾のプランを絞り出している今日この頃。 今日も雨の心配はなさそうだ・・・・エアコンのリモコンを右手に持ち冷房を消し、右足で扇風機のスイッチをOFFにし仕事に出かけます・・・さて今日も一日頑張りましょうー
-
diary愛煙家
映画『スケアクロウ』の冒頭シーンでアル・パチーノがマッチで煙草に火をつけようとすると、風が強くてなかなか火が付きません。そこにジーン・ハックマンが現れて、ポケットの中から彼のジッポのライターを出して煙草に火を付けてあげるシーンがあります。 それがカッコ良くて、自分もジッポライターを買ってアル・パチーノ気分で煙草を吸ってた頃がありました。 最近ではどこもかしこも禁煙になり、飲食店や居酒屋もほぼ禁煙。喫茶店とは名ばかりです。 愛煙家にとっては厳しい時代になってきました。 また、最近のテレビドラマや映画でも喫煙シーンはほとんど観なくなったような気がします。 昔、スクリ―ンの中で煙草を吸うアル・パチーノに憧れて、自分もあんな大人になりたいと思い、背伸びをして無理やり煙草を吸いだした頃が懐かしいです。 たばこの紫煙と昭和の時代は遠くになりにけり・・・
-
diary昭和生まれの4っの奇跡(その4)
それは12月25日の夜、卒研ゼミの打ち上げは新宿の居酒屋で開催されていました。お店は当時大手の居酒屋チェーン店でかなり大きなお店です。クリスマスの夜とあって店内は若者で大盛況・・・ 我々は7~8名のメンバーです。このメンバーで話す宴席での話題は卒研の話や大学生活の話等々・・・外から見れば、いたってまじめな大学生のグループに映っている事でしょう・・ 僕にとってはやはり異次元な話題ばかりで会話に入れず退屈な時間を過ごしていました。 すると隣の席の4~5人の女性のグループ・・・芝居の話をしているではありませんか・・ 退屈していた僕が飛びつかない訳がありません。 『お芝居をしている方ですか』と声を掛ける。 聞けば専門学校で演劇サークルとのことです。 なんと奇跡の出会いでしょうか。それまで大人しくしていた僕は俄然饒舌になり一人盛り上がって行きました。帰りには次回の公演の案内チラシもしっかり渡しました。 そんなこんなで卒研グループの打ち上げも終わり、年も変わった2月頃、最後の演劇の公演をむかえると、そこにあの時の女性の一人が観劇に現れ再会をするのでした。 それから5年間の交際を経て結婚をすることになりました・・・昭和の時代の最後の奇跡です。 そして時代は昭和から平成に変わり3人の男の子の父親になりました。 今振り返れば幾度かのターニングポイントとをみな他力本願で流されながら今に至つた様な気がします。 皆さんは如何ですか、振り返ればそれぞれの人生の岐路は本当に不思議なものだと思いませんか・・・ 今回のお話し、今までになく沢山の方が読んで頂いた事に驚きと感謝の気持ちです。有難うございました。 これに味をしめて、平成~令和編でも書こうかと思ったりします? 有難うございました・・・・
-
diary昭和生まれの4っの奇跡(その3)
翌朝、目を覚ますと、すでに昼をまわっていました・・・ 階下のリビングに降りると、ソファーに座る先生とキッチンに片付けられた酒の空瓶が目に入ります。先生は何事もなかった様に話しかけて来て、これから出かけよと誘って来ました。 僕も昨日の話をシラフで持ち出す勇気もなく、先生の誘いにのり行動を共にします。 『やっぱり酒の席での話か・・・・そんな訳ないよなー』そんな風に思いながらその後、東京に帰って来たのです。 そしてその半年後に奇跡が起こりました。 無事に落ちこぼれのポンコツ大学生が卒業をすることになりました。 先生に挨拶に行き、軽井沢の夜の事を話すと・・・・まったく覚えてない言いいます・・・ そんな訳で、なぜ僕が卒業できたのか・・・その真相はやぶの中です。 いくらその話を先生に持ち掛けても『知らん』という答えしか返らない気がするので、それ以上の詮索は僕もしません。 周りの同級生も僕の卒業に不思議がる中、ゼミの打ち上げが新宿の居酒屋で開催される事になりました。 そこで一人の女性と出会い、その女性が現在の女房になるとは、この時点で想像もつきませんでした。 続く・・・・・
-
diary昭和生まれの4っの奇跡(その2の続き)
大学生生活もいよいよ大詰め、工学部では卒業研究(卒研)と卒論の製作に入ります。 僕はN教授のゼミに入り卒論を作る事になりました・・・・ N教授はバリバリの工学博士でポンコツ大学生の僕にとっては異次元の人。 N教授の喋る言葉は日本語でありながらも何を言っているのかさっぱりわかりません。言葉の端々に出て来る専門用語は初めて聞く言葉ばかり、まさに外国人との会話。通訳なしでは到底理解できません・・・とはいうものの、これはゼミの中で僕一人でしょう・・・ マルクス・レーニンの資本論にはじまりスタニフラススキの演劇論を読破してきた自負をもつてしても先生の本は難解でさっぱりわかりません。 そんな訳を先生にはなすと、教授の研究の助手(雑用係)に任命されました。 こんな落ちこぼれ学生に手を差しのべてくれる先生の熱意に何とか答えようとする日々がそこから始まるのでした。 そして夏休みの事です・・・ 軽井沢にある先生の別荘に呼ばれました。 先生の夏休みのお供だと思い出掛けると、既に一日早く到着している先生は、普段大学で見る姿とはまた違うラフな雰囲気です。 お酒も入り上機嫌で迎えてくれる先生は、まるで友達の様に接してくれます。 そしてその夜、今夜ここにあるお酒を、自分と一緒に朝まで飲み干したら卒業させてくれると言い出しました・・・ 「え・・・・?」 ハテナマークの顔になっているであろう僕の顔をみて 「どうする・・・」 「いやいやいや、先生、断る理由などどこにもありません」 続く・・・・・・

-
名前✏️みつやいさお
-
年齢👨昭和の時代の東京生まれ
-
職業・経歴📃子供の頃は野球小僧、
将来の夢はプロ野球選手。
大学生時代に演劇に携わり、卒業後は某劇団の演出部に就職。
現在は装飾、
ディスプレイの美術デザイン、
演出、施工などの仕事に携わる。 -
趣味🚗野球、読書、ドライブ、ギター、
キャンプ・・・とにかく多趣味。
趣味と仕事は同次元。 -
好きなもの🍜ラーメン、焼肉、甘い物
-
映画🎞️ゴッドファザー、スケアクロウ、
プラトーン -
演劇🎭上海バンスキング、昭和の時代の状況劇場。
-
好きな作家📗熊谷達也、原田マハ、宮沢賢治
-
好きな風景🌊ノスタルジックな採光のある場所海の見える景色。
グラウンドから見上げた照明塔 -
座右の銘👍美は乱調にあり