ここのところ、少年野球の練習をお休みしていたK君が、久しぶりにお母さんと一緒にグラウンドに来てれる事になりました。彼が来る事は先週から情報が入っていたため、私もこの時間にあわせて関西の出張から無理やり戻って来ました。しかしいざグラウンドに向かってみると、学校の校門のところでお母さんと一緒に立ちすくんでいる彼がいるではないですか・・・。事情を聞けば「やはりグラウンドには足が進まない」との事です。その事情は複雑で(ここでは触れませんが)彼の気持ちを閉ざすには充分なものがあったのでしょう。せっかくユニホームまで着て此処まで来たのに「今日は帰る・・・」とのことを口にしています。20~30分お話しをするものの、やはり足は動きません。その横を他の子供達が心配そうに眺めながらグランドに入って行きます・・・一度、私もグランドに行きその事情を子供達に報告していると10分後くらいでしょうか、遅れて来た子供から、K君がお母さんと家に帰って行った・・と情報が入りました。あわてて校門に行けば彼等の姿は確かにありません。一旦、子供達のところに戻り「今から僕はK君の家に迎えに行って来る」と言って、練習を始めるように伝えグラウンドを後にして校門に向かいます。校門に到着すると何人かの子供達がついてくるではないですか・・・「どうした」・・・「僕らも行く・・・」・・・「そっか、よし行こうー」・・・・・・・続く・・・
recommend
おすすめ記事-
野球長い夏が終わって・・・
やっと長い夏も終わり気が付けばもうすぐ12月・・・秋は何処へやら・・・ 我が少年野球チームも卒団式の季節がやってきました。子供達はもちろんの事、一緒にグラウンドで過ごした指導者やお父さんお母さんともお別れです。 なんだか寂しいやら悲しいやらの気持ちです。 6年間、悔しい事も嬉しい事も沢山あった事と思います。一緒に笑ったり泣いたりしながら過ごした時間は子供達にとってもとても大事な宝物です。 今は分からなくとも彼らが大人へと成長していくための栄養になる事と信じています。 言葉には表せないとっても大事なものがあのグラウンドにあった事を忘れません。 みんな元気で・・・
-
野球シニア野球大会
先週は夏日が来たかと思えば、昨日今日と冷たい雨が降り続き、暖房をつけて過ごすようです。コロナの話題も日々ニュースの片隅に追いやられて来て、少しずつではありますがコロナ前の生活に近いものが戻りつつあります。今年はシニアの野球大会も5月のゴールデンウィーク明けに開催される事が決定しました‥‥嬉しい限りです。3年ぶりの大会になります。50歳以上~上限無しです。市内の少年野球チームの指導者を集めて1チームを作り参加します。過去においては70歳以上の緒先輩方も参加して頂いていました。この3年間で亡くなられた先輩もいます。子供達の野球と違い、ひとつひとつの大会で参加出来る先輩方の顔ぶれが変わって行きます。先輩方を含めて皆で一緒にプレー出来る幸せを感じながら、3年ぶりの機会を満喫しようと思います。
-
野球続・サイダース奮闘編 3
前日に続き、サイダースのここまでの道中を掲載させて頂きます。 発足1年目の2012年、サイダースは市内の大会にエントリーします。ユニホームも揃えて始めての公式戦に臨みました。メンバーは少年野球のOB、そして友人らをかき集めて揃えたチームです。華々しく「サイダース」の名前を市内に知らしめるデビュー戦です。が、そんな志高く臨んだものの結果はあっさり一回戦負け、現実は厳しいいものです。そして2014年再び参加するものの、またしても一回戦負け。しかしそんな事に挫けるような者は誰一人として居ないのがサイダースです。それからは大胆にも優勝を目指し毎年この大会に出場することになります。翌2014年の大会の一回戦、これまた敗色濃い中、最終回の最後の攻撃。ここでなんとなんとサヨナラ逆転ホームランで4対3で公式戦初勝利です。三年目にして始めて公式戦の一回戦突破になりました。勢いに乗ったチームは二回戦~三回戦とあれよあれよと勝ち進み、ついに決勝戦まで来てしまいました。まるでドラマの様な大進撃です。そして対戦相手はレットソックス・・・・・・はたしその行方は如何に・・・・という事で、また明日。
いじめた方がやめればいいんですよね
comment
コメントを残す