先週末に東京は桜の満開宣言が出たかと思えば、今日は一日中寒くて、暖房をつけたり消したり。 今夜から雨予報も出ています。雨は桜の強敵になりますね。これから一日一日と桜が散り始めていきます。今年の桜、皆さんしっかり記憶にとどめておいてください。
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日記一期一会
一昨日より2泊のソロキャンプに出掛けてきました。台風の接近と梅雨前線の影響で多少小雨の降る中でのキャンプになりまし。 小雨が降る中で焚火をして(大雨でない限り、雨でも焚火は可能です)雨音を聞きながら好きな文庫本を読み過ごす時間がとても好きです。 こんな天候の中、私以外のキャンパーは居ないだろうと思っていたら、他に二組の方がいました。一人は20代の若者でソロキャンプのようです。もう一組はやはり若い20代前半のカップルです。こちらのカップルのテントがなかなか建ちあがらない様子。ペグ(テントを固定する杭)をハンマーで打ち込むのですが入らず、何度も叩いています。 コツコツコツコツとハンマーを叩く音が延々と続きます・・・・どうやらゴムハンマーで叩いているので堅い地面に入らない模様。その後、5分経っても変わらない様子なので私のハンマー(杭打ち用の鋳物ハンマー)を貸してあげました。 そしてしばらくすると『有難うございました、助かりました。これ、よかったら食べてください』と、女性の方がどら焼きを持ってお礼に来られました。そして両方の手を両ひざまで付けて深々とお辞儀をします。・・・礼儀正しい若者の姿に久しぶりに気持ちよさを感じました。 その日の夕方、地元の猟師さんから、捕ったイノシシの肉を頂きました。一人で食べるには量が多いので彼女達にお裾分けしました。 翌日、私がテントから出ると、かたずけを終わり彼女達の車がエンジンをかけ帰ろうとしているところです。私が目に入ったのか、動き出した車が急にとまり助手席のドアが開き二人が降りて来て20m先にいる私に『有難うございました』と、例のお辞儀をして来ました・・・・「気を付けて・・・」そな言葉をかけてお別れをしました。 気がつけばキャンプ場には私一人・・・ソロキャンプをしに来たのに、何か寂しさを感じます。 その日の夜、炊事場に水を汲みに行く途中、彼女達のテントの傍でペグが一本落ちていました。忘れ物でしょう・・・散々格闘していたペグを一本忘れて行ったのです。拾い上げて握ったものの、何処の誰かも知らない人たちです・・・知らせようがありません。自分のテントまで持ち帰り焚火の前で眺めながら、「明日、管理棟に届けておこうか・・・?」「それとも記念に持ち帰ろうか・・・」少々悩みます。 やっぱり私が持っていよう・・・今度、何処かのキャンプ場でまた会う日まで預かっていよう。その時はきっと「ありがとうございます」と、あのお辞儀に出会えるかもしれない・・・
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日記本日は雨天なり
昨日今日と関東地方は久ぶりの雨模様。 6月に入り真夏日が続き、まるで梅雨が明けていきなり夏になった様な天気でした。 今年の梅雨はカラ梅雨で、夏にはさぞ水不足になるのではと思いきや、昨日は猛烈な雨が降りました。 いやぁ~作今の気候はいったいどうなっているのでしょうか。 日本の四季が少しずつ変化して戸惑いがちな今日この頃・・・ 向こう30年の間に80%で起こると言われる大地震の予報など、穏やかではない話ばかりです。 そんな中、外は雨・・・今日はかすかに聞こえる雨音に癒されながら、そろそろ仕事に出かけますか・・・ 本日は雨天なり
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日記素敵な出会い
今日は19時から打ち合わせの予定が入っていたもので、現場の途中で私だけ抜けて移動することになりました。来る時は車に乗せてもらったので、そこからは最寄りの駅を探して徒歩で移動することになりました。スマホのナビを使いながらの徒歩です、最寄り駅は徒歩で20分ほどかかるようなのですが、歩き始める事3分・・・日の落ちた住宅街は人気もなく迷ってしまいました。普段は殆ど歩くことはなく車の移動ばかりなもので土地勘もなく迷いだしてしまいました。 すると向こうから人影が見えます、若い男性です・・・「すみません、JRの阿佐ヶ谷駅はどう行けばいいですか」と尋ねる始末。「ああ、遠いいですけど、僕も駅まで行くので案内しますよ・・・」なんと親切な青年だこと・・・でも見知らぬ人と20分も一緒に歩くのはちょいと気まずいい・・「いえいえ、教えて頂ければいいですよ」・・「同じ方向なので一緒に行きましょう・・案内しますよ」なんと親切な青年なんでしょう・・・話をきけば、24歳で服飾系のデザイナーさんだそうです、一人山口県から出て来て頑張っているそうです。私とは職業は違えども同じクリエイター畑のようです。今日は久しぶりに友人と会食するので駅まで向かう途中だったとのこと。 いつの間にか暗い住宅街を抜け繁華街が現れ、駅がすぐそこに見えて来ました。話がお互いに盛り上がり20分間の道中は「あっ」と言う間でした。別れ際に彼は「また今度お会いできませんか?よかったら食事でもしませんか?」・・・「は、いいですよ」「お名前教えて頂けませんか」「あ、はい」私は名刺を差し出しました。「自分は名刺を持っていないので申し訳ありませんが、○○○○と言います、また連絡させて頂いていいですか・」「もちろん、きょうはありがとう・・」すると右手をだして握手をします。握る手をなかなか放しません。もういちど「ありがとう。きょうの不思議な縁に感謝します」そう言って手をはなすと、彼は笑顔で丁寧なあいさつをして駅の方に消えて行きました・・・。遠くなった彼の後ろ姿に、軽く挨拶をして私も踵を返しました・・・とても気持ちのいい青年との出会いでした。車も良いけどたまに歩くのも悪くない・・・ 続く
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