昨夜、仕事終わりに仲間とラーメン屋さんに寄りました。入り口で食券を買うと、「奥から座って」とカウンターの中から店員の声が飛んできます。言われるままに奥の席に着くと、「お好みはー?」(麺の固さ、油の量、味の濃さ)『全部、普通で』・・・・・「サービスライスはつける?」『あ、お願いします』、何だか丁寧語で返事を返してしまう・・・・・やけに上から目線の言葉使い・・あなたは誰、私の知り合いですか、それとも友達ですか、そんな風に思ってしまう・・・その後、様子を見ていると、どの客にも同じ対応する。声を掛けられた人は皆、丁寧語で『お願いします』と返しています。それを見ていて、わかるわかるとついつい頷いてしまう。何だかへんな気持ちになり店を出る。お陰でラーメンの味など覚えていない。そこそこ人気のお店なのに残念な気持ちです・・・言葉使いはつくづく大事な事だと思ってしまいました。言葉の使い様で相手の気持ちをいくらでも変えてしまうと思う。コミュニケーションは料理の味さえも変えてしまう事を改めて感じさせられた夜でした。
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日記「てんや」は天丼やさんです
今日の昼食は駅前の「てにや」に入り天丼セットを注文しました。 やっと食事が届き味噌汁をすすっていたところで、高齢の男性の方がひとりで入店されて私の右側、ふたつ先の席に座られました。 すぐに店員の方が注文を聞きにやってきました。 「牛丼」下さい。 「は・・」店員の女性の方が聞き直すと、 「牛丼」ください・・・ 「あのーうちは牛丼はないんです。天丼やなんです」 私も食事の手が止まり二度見してしまう・・・多分、牛丼屋と間違えて入ってしまったのでしょう・・ お歳の方は80歳は超えていると思われる男性の方です・・・ 店員「あのーすみません、うちは天丼と天ぷらしか置いていないんです・・・」 「今日は牛丼ないの・・・」 この状況をどうやって収めるか、気になってしまい食事が進まない・・・・ 店員「牛丼は扱ってないんです。天丼しかないんですよ」 ごもっともなんですが、それじゃあ納得できないだろうなぁーと思っていると・・ 「じゃあ、天丼下さいー」 「あ、おれた・・」 あつけない結末・・・老人の方が妥協した。でも多分納得していないのは一目瞭然。 この方は北口にある牛丼チェーンと勘違いして入って来たのであろう事は想像できる。 これからは私達も含めた高齢化の社会がどんどん進んでゆく中で、こんな出来事が頻繁に起こって来ることでしょう。 「てんや」の女性店員の方も丁寧に説明して下さっていました。間違えた事を諭したり注意したりするのではなく、根気よく説明すれば、牛丼も天丼に変わるような気がしました。
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日記桜の森の満開の下
桜満開の季節の中、冷たい雨が続く毎日です。 以前にも書いたと思うのですが、この季節になると若い頃に読んでいた坂口安吾の「桜の森の満開の下」という本を思い出します。坂口安吾は私が学生時代に愛読していた作家のひとりです。きれいな桜の花と似つかわない怖い話だったと思います。そんなコントラストが強烈に感じていたので、なぜか桜の季節になると思い出します。そんな本ばかり読んで夢中になつていた時もあったな~と思い、今年もまた桜の季節がやってきて遠く昔の学生時代に思いはせる今日この頃です・・・
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日記花冷えの一日
先週末に東京は桜の満開宣言が出たかと思えば、今日は一日中寒くて、暖房をつけたり消したり。 今夜から雨予報も出ています。雨は桜の強敵になりますね。これから一日一日と桜が散り始めていきます。今年の桜、皆さんしっかり記憶にとどめておいてください。
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