昨夜、仕事終わりに仲間とラーメン屋さんに寄りました。入り口で食券を買うと、「奥から座って」とカウンターの中から店員の声が飛んできます。言われるままに奥の席に着くと、「お好みはー?」(麺の固さ、油の量、味の濃さ)『全部、普通で』・・・・・「サービスライスはつける?」『あ、お願いします』、何だか丁寧語で返事を返してしまう・・・・・やけに上から目線の言葉使い・・あなたは誰、私の知り合いですか、それとも友達ですか、そんな風に思ってしまう・・・その後、様子を見ていると、どの客にも同じ対応する。声を掛けられた人は皆、丁寧語で『お願いします』と返しています。それを見ていて、わかるわかるとついつい頷いてしまう。何だかへんな気持ちになり店を出る。お陰でラーメンの味など覚えていない。そこそこ人気のお店なのに残念な気持ちです・・・言葉使いはつくづく大事な事だと思ってしまいました。言葉の使い様で相手の気持ちをいくらでも変えてしまうと思う。コミュニケーションは料理の味さえも変えてしまう事を改めて感じさせられた夜でした。
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日記雨の休日
ここ3日間雨が降り続いています。 つい先日まで、「水不足の夏」などと言われていたかと思えば、大雨土砂災害の警報が出て非難を強いられてる地域の方もいらっしるようです。 昔はなかった『線状降水帯」などと言う言葉も最近では頻繁に聞かれます。 世の中の気候は変わりつつあるようですね。 世間はお盆休みの中、日本全国雨模様・・・ 外に出る事もな無く、インドアで過ごしている方も多い事でしょう。 休みの日に連続で家の中に籠っていると、忘れかけていたコロナの時代を思いだしてしまいます。 いつも通りの日常が制限されていた日々・・・・ 「いつもの事」が無くなると人は不安になるようです。 今日も大雨警報で避難所生活を余儀なくされている方々も沢山いることと思います。 心よりお見舞い申し上げます。 この雨が早く上がり、いつもの時間が早く戻る事を祈っています。
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日記灰から飛び立つ不死鳥
ロシアのウクライナ侵攻以来ここ数日、テレビのニュースに映る事の多い国連国際会議場。多くの人は目にしている映像だと思います。では、この会議上の後方の壁画にかけられた絵画の事をご存じですか?ノルウェーの作家が創った「灰から飛び立つ不死鳥」の壁画です。第二次世界大戦からの世界の復興を願う作品だそうです。作者の願いも空しく、今は第三次世界大戦の危機さえ囁かれる世の中・・・先の大戦を顧みて創られた壁画の前で、皮肉にも人間はまた戦争の危機を話し合っています。一日も早くこの戦争が終わって欲しいものです。
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日記ファミレスにて
今日は遅めのランチを近所のファミレスでとりました。 昼時を過ぎた時間帯でも店内は混み合っています・・二人掛けのテーブル席と四人掛けのテーブル席が空いていたので、二人掛けのテーブル席に座る。 隣にはスーツ姿の年配の紳士が一人で座っています。 注文をして暫くすると料理が運ばれて来ました。 隣の紳士も同じメニューだ、ハンバ―グと鳥唐揚げ。本日のランチです。 私は箸を取り出し食べ始めていると・・・・ 隣の紳士はナイフとフォークを使って上手に食事をしています。 歳は70歳を越えている方かと思われます・・・背筋もピシーと伸びて上品な感じが漂っています。 しばらく食事をして半分も過ぎたころ、姿勢のよかった紳士が背中を丸めてテーブルに近づいています。 見ると、先程まで左手に持っていたホークを皿の横に置き、手づかみで料理を押さえナイフで格闘している・・切り終わると右手のナイフをホークに持ちかえ、左手を使いホークにご飯をのせた・・・・あらあらあら・・・その手は何処に行くのかスーツのポケツトへ・・・ その後はまたホークとナイフに持ち替え食事をしている・・・・ 最近の世の中、オンラインやら在宅勤務で生身の人と触れ合う機会が昔より少なくなりました。その上ファミレスでは配膳ロボットが活躍して、ウエイトレスの綺麗なお姉さんも来なくなりました。 でも今日は、人間臭いおじ様が隣で手づかみで料理と格闘している光景には何だかホッコリさせらたランチタイムでした。
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